綴る

クリスマスの贈りもの

保育園の子どもたちに、クリスマスプレゼントを贈りました。

はじまりは、同じ保育園に通う娘の友だちのお母さんから「保育園のおもちゃが少ないので、布でおもちゃが作れないか」というご相談でした。
参考に見せてくれたのが、シュタイナー教育玩具としても用いられてるシルクの大判布です。
シルク独特の柔らかさと光沢がある布は、マントやドレスにして子どもたちを包んだり、人形遊びやさまざまなものに見立てて、子どもたちの想像の世界を広げます。

白いシルク布を草木で染めることになり、夏の緑葉6種を染めるワークショップを保育園で開催しました。続いて秋の実4種でも行い、2回とも参加してくださったお母さんもいたり、たくさんの方によって彩り豊かな全10色の布が染め上がりました。
また、ワークショップごとに染料と合わせてクルミやクリを使ったごはんやお菓子をお母さんたちが作って、作業後にはみなさんでほっこりした時間も過ごせました。
 
そして、染めあがった布を収納する箱を木製でできないかと、やまのかみ木工所の佐藤雄高さんに相談しましたら、木箱の製作を快諾し、しかも以前に伐採したものを持っていたという保育園の森にあった赤松で作ってくださいました。
さらに、布を何で染めたのか子どもたちがわかるようにと、木箱の内蓋には染めた葉や実の絵が、版画家の小林煌さんよって描かれました。
その他にも、シルク布の端縫いをお母さんたちの手によって最後まで仕上げることができました。

たくさんの方が思いを寄せて関わってくださったことで、最初には思いもしなかった形でひとまず完成しました。この一連の柔軟で温かな流れが、とても気持ちよかったです。
年長の娘にとって保育園の最終年に、わたしも大切に思っている場所で活動し、形にできましたことを感謝するとともに、温もりのこもった布と木箱で、子どもたちが楽しく遊んでくれることを願っています。

Date 2017-12-25 | Posted in 綴る |