綴る

新しい年の朝


家族が起きてくるまでの静けさ
そんな いつもとあまり変わらない 新しい年を迎えた朝
2018年もよろしくお願いいたします

Date 2018-01-01 | Posted in 綴る |

 

クリスマスの贈りもの

保育園の子どもたちに、クリスマスの贈りものをしました。

はじまりは、同じ保育園に通う娘の友だちのお母さんから「保育園のおもちゃが少ないので、布でおもちゃが作れないか」というご相談でした。
参考に見せてくれたのが、シュタイナー教育玩具としても用いられてるシルクの大判布です。
シルク独特の柔らかさと光沢がある布は、マントやドレスにして子どもたちを包んだり、人形遊びやさまざまなものに見立てて、子どもたちの想像の世界を広げます。

白いシルク布を草木で染めることになり、夏の緑葉6種を染めるワークショップを保育園で開催しました。続いて秋の実4種でも行い、2回とも参加してくださったお母さんもいたり、たくさんの方によって彩り豊かな全10色の布が染め上がりました。
また、ワークショップごとに染料と合わせてクルミやクリを使ったごはんやお菓子をお母さんたちが作って、作業後にはみなさんでほっこりした時間も過ごせました。
 
そして、染めあがった布を収納する箱を木製でできないかと、やまのかみ木工所の佐藤雄高さんに相談しましたら、木箱の製作を快諾し、しかも以前に伐採したものを持っていたという保育園の森にあった赤松で作ってくださいました。
さらに、布を何で染めたのか子どもたちがわかるようにと、木箱の内蓋には染めた葉や実の絵が、版画家の小林煌さんよって描かれました。
その他にも、シルク布の端縫いをお母さんたちの手によって最後まで仕上げることができました。

たくさんの方が思いを寄せて関わってくださったことで、最初には思いもしなかった形でひとまず完成しました。この一連の柔軟で温かな流れが、とても気持ちよかったです。
年長の娘にとって保育園の最終年に、わたしも大切に思っている場所で活動し、形にできましたことを感謝するとともに、温もりのこもった布と木箱で、子どもたちが楽しく遊んでくれることを願っています。

Date 2017-12-25 | Posted in 綴る |

 

下界より


寒い寒いと言いながら見上げれば、此処はまだまだ甘いと思うのです。

Date 2017-12-14 | Posted in 綴る |

 

勉強会という名の

色と香りの標本箱」の愛希子さんと美朝さん、そしてそれぞれの家族も一緒に、西多摩郡檜原村にある三頭山荘に行ってきました。
最寄駅からくねくね曲がった道を小一時間ほど車で走って辿りつく、今の時期にはひっそりとした山荘で、山菜膳をいただいてきました。勉強会という名のお酒も入った忘年会です。
舌鼓を打ちながら、色・香・食を通し、植物について深めていければと改めて思ったのでした。

1番上(すべての段)左から、きゃらぶき はやとうり わさび つくし ぜんまい あけび こごみ さわがに むかご きゅうり ゆず みょうが ゆりね うるい まいたけ のびる ふきのとう はりえんじゅ ずいき こんにゃく

Date 2017-12-09 | Posted in 綴る |

 

樹間の月

Date 2017-12-03 | Posted in 綴る |

 

冬の青

師走となった今日の朝一番に、同じ町内に住む藍染め作家の工房へ、藍染めに行ってきました。
独立して接点がなかった藍を、今年から定期的に染めさせていただき、ありがたく思っています。

25〜6度に保温された甕の中の藍は、糸を持った手をくぐらせても生温くて気持ちよいのです。
そして、手が痛くなるくらいの冷水で糸を洗うと、冬だからこその冴えた青があらわれます。
この青のように清々しく新年を迎えれるよう、残り1ヶ月を過ごしたいと思います。

Date 2017-12-01 | Posted in 綴る |

 

秋から冬への階調

Date 2017-11-18 | Posted in 綴る |

 

収集しているもの


近くの森で見つけたもの。
名前にちなんで。

Date 2017-11-12 | Posted in 綴る |

 

奥地へ

車1台がなんとか通れる舗装されていない小道の奥に、今年に入って購入した土地があります。
春から夏にかけて勢いを増していた草木の成長が落ちついた頃、わが家から車で20分ほど離れたその土地の草刈りをはじめました。

山梨県北杜市に移住して、まもなく4年が経ちます。
想像していた以上にわたしや家族にとってこの地は相性が良いようで、移住した当初は水が合わなければ、それまで暮らしていた鎌倉にまた戻るかもしれない、なんて考えていたのが嘘のようです。
合わないどころか、豊かでおいしい水の湧く此処と離れられなくなってしまいました。
鎌倉に居たころに見つけた今のわが家とアトリエは、利便性も良く、程よい山麓での暮らしができます。
でもその当時とは、明らかにわたしたちは変わったような気がします。

なにより、この4年で山麓暮らしに自信がついていきました。
晴れや雨、霧や雪の日も四季を通してわが家から標高500メートル上がった子どもの保育園へ車で送迎することで鍛えられたのでしょうか。
友人に恵まれたこともあるでしょう。
そして、移住した時はまだ1歳だった娘も来年は小学生となり、心強い一員になったことも大きいです。
そのような経験や出逢いも経て、もっと自然に寄り添いながら、染めて織り、簡素に謙虚に営んでいくための拠点を、野生の地へと駆り立てられているような気がするのです。

わたしの衝動に賛同してくれた夫には、感謝しています。
不動産業をしていた彼が設計もするようになり、そして、行き着いたのはセルフビルドすることでした。
今の家を建築したとき、セルフビルドしている方たちに憧れつつもわたしたちにはできないと、塗装のみを関わった当時との変化でもあります。

ライフラインのない山林に足を踏み入れるという重みを抱きながら、自然を保全していくことを念頭に置いて判断しなくてはいけないこともあります。
実際のところ、自分たちでどこまでできるかはわかりません。
仕事をしながら休日の作業となるので、きっと時間もかかることでしょう。
でも、次の営みに続く奥地への道は存在し、わたしたちはその入口に立っています。

Date 2017-11-11 | Posted in 綴る |

 

紅を見つけて


Date 2017-11-10 | Posted in 綴る |

 

キラキラ輝く

9月も終わる爽やかな秋晴れの日、娘が通う保育園の「親子で森さんぽ」に参加してきました。
彼女たちが慣れ親しんでいる保育園周辺の森を一緒に散歩したりして過ごします。
子どもたちの大切な場所を案内してもらうのです。

子どもの年齢や体力に合わせて、大人の足で5分ほど歩く場所から1時間くらいかけてひたすら行きは下って帰りは上る、全部で4コースが用意されています。
娘が2歳の時から1コースずつステップアップし、4回目となる最後の「親子で森さんぽ」は最長コースに挑みました。
挑むといっても気合が入っているのは親ばかりで、長く続く上り下りのある道を、余裕で楽しそうに話しながら歩く子どもたちの姿に、この場所で過ごした年月を感じます。


目的地は、落差が少なく優雅さ漂う滝のある渓谷です。
夏には賑わうであろうこの場所も、水温の低さとともに静けさをとり戻していました。
しばらくそこでお弁当を食べたり遊んだり、キラキラ光る渓流や苔を眺めながら、同じようにキラキラ輝く子どもたちのかけがえのないこの時を愛おしく思うのでした。

Date 2017-10-01 | Posted in 綴る |

 

夏至

山麓に暮らしはじめてから、「夏至」と「冬至」が特別な日と思うようになりました。

冬至を過ぎると峠は越したと安堵し、少しずつ長くなる日中の時間に比例して、気持ちも軽やかになっていきます。
いっぽうで夏至が終われば、夏を迎える前だというのに、冬に向けて心の準備がはじまります。

寒い冬も夜の暗闇も、決して嫌いではなく、むしろ好きです。
けれども、山麓の厳しい冬を知ると、暮らしていく上で覚悟というか緊張感があります。

冬至のころ、夕暮れどきに意味もなく外で佇むことなんてできません。
だからこそ、心地よい風が頬にあたるのを感じながら、夏至の日没から夜を迎える移ろう時間を堪能したいのです。

Date 2017-06-21 | Posted in 綴る |