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冬の朝、光

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冬の朝、いつもの時間に雨戸をあけると、この間まではまだ薄暗かったのに、ずいぶんと明るくなり朝日が射し込むようになりました。
それだけで気持ちも明るくなります。

凍結している道路を緊張しながら車で走り、子どもを保育園まで送り届けて、すこしの時間だけ雪が残る森を散歩します。
キーンと耳の中で響く澄んだ空気の音。
そして真っ青な空には、キラキラとダイヤモンドダストが舞っていました。

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夏のものとは違う太陽の光の強さとあたたかさに、感謝の気持ちがこみあげてきます。
零下の世界にいると、生死をも分けるかもしれないという重みがあるからかもしれません。
太陽はいつにもまして希望の光に見えるのでした。

2015年1月30日 | Posted in 綴る |