この春は桜をたっぷり堪能しました。
「色と香りの標本箱 vol.05桜」ワークショップは、申込みしてくださったみなさんを迎えて、香の鞍田愛希子さんと食の橋本美朝さんと色のわたしで、3人らしい花見の会ができたのではないかと思います。
ソメイヨシノが満開だったワークショップ日の一週間後には、次はわたしが主役よ!と言わんばかりに、ぼんぼりのような八重桜が咲き誇っています。
淡くはかなげなソメイヨシノとはまた違って、花の色も形も華やかです。
今春の桜の締めくくりは、八重桜を使って、先日のワークショップで愛希子さんが行ったモイストポプリづくり。
桜の花や葉と塩を密閉容器に入れておくだけという、じつにシンプルなものですが、ポプリとしても、食用としても、お風呂に入れても、多様な楽しみ方が魅力です。
仕事で北海道にいる愛希子さんに電話で助言いただき、遠方から美朝さんも手伝いにきてくれました。
さまざまな大きさの容器に八重桜のモイストポプリを作り、気づけば日が暮れていました。
ふぅ、冬の染色から続いた桜の仕事はこれでひと段落です。
そして眩しい新緑の季節は、もうはじまっています。
2017年5月3日 | Posted in 綴る |