自分の巣をつくっていました。
いや正しくは、自分の巣を塗っていました。
鎌倉から八ヶ岳山麓に移動し、新たな拠点をつくることは、この数年に亘るわが家の大きなプロジェクトでした。
コツコツと家を自分で建てた(建てている)方たちに、こちらで出会いました。
そのような家づくりにあこがれはあるけれど、わたしたちには現実的に難しく、それでも自分たちでできることはやろうと選んだのが「塗ること」だったのです。
自分の巣をつくっていました。
いや正しくは、自分の巣を塗っていました。
鎌倉から八ヶ岳山麓に移動し、新たな拠点をつくることは、この数年に亘るわが家の大きなプロジェクトでした。
コツコツと家を自分で建てた(建てている)方たちに、こちらで出会いました。
そのような家づくりにあこがれはあるけれど、わたしたちには現実的に難しく、それでも自分たちでできることはやろうと選んだのが「塗ること」だったのです。
福島県・昭和村の渡辺悦子さんと舟木由貴子さんから、「渡し舟」という予約制のお店をオープンさせたという
お知らせが届きました。
爽やかに晴れた日曜日、自然豊かなデンマークのボンホルム島を拠点に活躍するアーティストであり、アートスクールを主催しているリーネ・ディゲットさんのワークショップに娘と参加してきました。
山梨県北杜市にあるオオムラサキ自然公園には、国蝶オオムラサキが生息する広大な森があります。
その森を舞台にリーネさんが「Blue Dream in Nature」という森に浮かぶ海を公開制作しました。
三浦しをん(2015)『ふむふむ―おしえて、お仕事!―』新潮社
三浦しをんさんにインタビューしていただいて新潮社の小説誌『yomyom』に掲載されたのが8年前。
そのときのものが単行本を経て文庫化されたことは、気恥ずかしくもありますが嬉しく思います。
インタビューした16人の近況をもとに、三浦しをんさんによる「ふむふむはつづく 文庫版あとがき」が新たに収録されています。
3月の終わりころから光がかわりました。
やわらかい日ざしに、これまで澄んだ空とともに鮮明に見えていた八ヶ岳も薄いベールを纏っているようです。
トントン トントン
部屋に機の音だけが鳴り響く時間が、どれだけありがたく思えることでしょうか。
冬の朝、いつもの時間に雨戸をあけると、この間まではまだ薄暗かったのに、ずいぶんと明るくなり朝日が射し込むようになりました。
それだけで気持ちも明るくなります。
もう何年もまえになりますが、師走のころ友人宅に泊まったとき、友人が布団のなかに湯たんぽをそっとしのばせておいてくれました。
なにも知らなかったわたしは、布団に入りひんやりするのを覚悟していたので、一瞬にして緊張がほぐれる温かさと友人のさりげない心遣いに甚く感動しました。