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キラキラ輝く

9月も終わる爽やかな秋晴れの日、娘が通う保育園の「親子で森さんぽ」に参加してきました。
彼女たちが慣れ親しんでいる保育園周辺の森を一緒に散歩したりして過ごします。
子どもたちの大切な場所を案内してもらうのです。

子どもの年齢や体力に合わせて、大人の足で5分ほど歩く場所から1時間くらいかけてひたすら行きは下って帰りは上る、全部で4コースが用意されています。
娘が2歳の時から1コースずつステップアップし、4回目となる最後の「親子で森さんぽ」は最長コースに挑みました。
挑むといっても気合が入っているのは親ばかりで、長く続く上り下りのある道を、余裕で楽しそうに話しながら歩く子どもたちの姿に、この場所で過ごした年月を感じます。


目的地は、落差が少なく優雅さ漂う滝のある渓谷です。
夏には賑わうであろうこの場所も、水温の低さとともに静けさをとり戻していました。
しばらくそこでお弁当を食べたり遊んだり、キラキラ光る渓流や苔を眺めながら、同じようにキラキラ輝く子どもたちのかけがえのないこの時を愛おしく思うのでした。

2017年10月1日 | Posted in 綴る |