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詩布 2018

石彫作家 上田亜矢子さんの個展で、コラボレーション作品として「詩布」を出品させていただきます。
「さざ波のような詩布に、(石彫の)舟を浮かべるような…」と上田さんはおっしゃっていました。
石なのにどこか柔らかくて温かく、そして石の奥深さを感じる上田さんの作品とともに、ご高覧いただけましたら幸いです。

上田亜矢子「ゆるやかな時間」
Gallery SU
2018年12月8日(土)−23日(日) 12:00−19:00
休廊日 12月11日(火) 18日(火)

Date 2018-12-03 | Posted in お知らせ |

 

巡り合うこと

ここ八ヶ岳山麓では色づいた樹々の葉が落ちていき、日に日に寒い冬が近づいています。
いっぽう家のなかでは、フワフワの毛で包まれた体を丸ませて気持ちよさそうに寝ている猫たちに、わたしまでも温かくなります。

飼い主が猫アレルギーを発症してしまった子、出生したけれど先住猫が多くて居場所がない子、路頭に迷っていた子と、それぞれの事情で各地からわが家にやってきてくれた3匹の猫たちですが、そのなかでも今年の夏に生まれた子猫と唯一の雄猫は相性がよかったのでしょうか。
雄猫に父性が目覚めたのか、甲斐甲斐しく子猫の面倒をみています。
そして子猫もまた、兄なのか父なのか、はたまたお母さんに接するように、全身で甘えているようです。

彼らが身体を寄せ合っている姿を見ていたら、ふと絵本の「100万回生きたねこ」を思い出し、娘の本棚から取り出してみました。
100万年も死なず、さまざまな時代に100万人の飼い主のもとで、100万回も死に100万回も生きた猫が、最愛の白猫に出合って…という「巡り合うこと」を考えさせられるお話です。

わが家の猫たちが100万回生死を繰り返し、ここに辿り着いたかはわかりませんが、巡り合えた彼らがすやすやと眠る温もりを大切に守りたいと思う、深まった秋のことでした。

やはり、あったまります。

参考文献 『100万回生きたねこ』作・絵 佐野洋子/講談社

Date 2018-11-10 | Posted in 綴る |

 

和樂


『和樂』2018-2019年12・1月号 小学館
pp.200-203「森田空美が伝えたい 明日のきものを担うひと」(第五回)

きもの研究家の森田空美先生に、お忙しいなか遠方までお越しいただきました。
ご自身はもちろんのこと、多くの方を着付け、きものの着心地を熟知いらっしゃる先生に、わたしの反物を触っていただけましたことは、とても貴重な機会でした。
「柔らかすぎないから、袷(あわせ)だけでなく単衣(ひとえ)にも仕立てることができますね」とのお言葉をいただきました。

風合いは、織り手にとって一番の課題ではないでしょうか。
織地は、すぐに調整できるものではありません。
実際に織って、違う糸にしてみたり、緯(よこ)糸の打ち込み方を軽くしてみたり…と少しずつ微調整を重ねて納得いくものに近づけていくのですが、そこは一進一退の作業です。
わたしのきものは、まだまだ途上であります。
ひとり模索しているなかで、きものをお召しになる専門家のご意見を伺うことができ感謝しています。

Date 2018-11-01 | Posted in メディア掲載 |

 

紺色の実

今年も、紺色に熟した臭木の実を採取する時期がやってきました。
標高が高いのは適していないのでしょうか。
以前に暮らしていた鎌倉ではあちらこちらで臭木を見かけたのに、八ヶ岳山麓ではずっと探し、昨年ようやく一箇所見つけることができました。
それは崖の下斜面に4〜5本群生していて、ハーネスを装着してロープで下りようか迷うほど難所なのですが、なんとか高枝切り鋏を使い届く範囲でいただいてきました。
ほんのわずかでも、「今年の実」が収穫できて嬉しいです。

採取してきたら、星型の萼から実だけを集めます。
それは、小さな助手にお願いすることにしました。

夢中になっていた彼女の指先は、もうすでに青く染められていました。

Date 2018-10-31 | Posted in 綴る |

 

色の散歩 森の植物染色マップ

開催日・会場 2018年10月6日 清里聖ヨハネ保育園大屋根ひろばと周辺の森
主催 公益財団法人キープ協会 森の楽童事務局
協力 森の楽童サポーターズクラブ
講師 小野明子(公益財団法人キープ協会 環境教育事業部) 藤井繭子
ワークショップコーディネーター 小林由希 木村朋子
地図デザイン 岩崎有希

染色した森の植物4種 
壇香梅(ダンコウバイ) 八重皮樺(ヤエガワカンバ) 水楢・小楢(ミズナラ・コナラ) 莢蒾(ガマズミ)
※森の植物は、このワークショップのために許可を得て採取させていただきました。

「色の散歩」というタイトルは、2011年に横浜美術館主催の植物染色マップをつくるワークショップの時につけられたものです。このちょっと不思議な言葉は、今回の子どもたちとのワークショップに合っていると思いました。そこで、タイトルをつけくださった美術館の方に使用のお願いをしたところ「いろいろな土地での色の散歩が実現したら楽しいですね」と快諾していただきました。たしかに、いろいろな土地で色の散歩ができたらいいですね。

写真をクリックするとキャプションをご覧いただけます。

Date 2018-10-24 | Posted in ワークショップ |

 

視察

一週間後に行う、子どもたちと森の植物染色マップをつくるワークショップ視察のため、ひとり雨の森へ。
霧がかかった樹々のなかで、果てを感じない。

Date 2018-09-29 | Posted in 綴る |

 

益子・土祭へ


久しぶりに家族とともに栃木県益子町を訪れました。
目的はいま開催されている土祭(ひじさい)に、そのなかでも山本八幡宮で展示されている、友人のご主人である橋本雅也さんの作品を拝見するためです。 …続きを読む

Date 2018-09-23 | Posted in 綴る |

 

迎え入れた織機

京都はいいなぁと思うのです。
古都の風情漂う美しい街並みに、歴史ある寺社仏閣、美味しいお店があるから?
もちろんそれらもありますが、だって、西陣があるじゃないですか。
減ったとはいえ、西陣には染織にまつわるお店や工房が集まり、専門の職人さんがいらっしゃいます。
なにか困ったり行き詰まったり、またはこんなものを探している、あれをやってみたい、と思い立ったときに、すぐ相談しに行ける場所が近くにあるって、心強いことです。 …続きを読む

Date 2018-09-10 | Posted in 綴る |

 

「藤井 糸(いと)」です。
わが家に3匹目の猫を迎えました。
それぞれに何らかの事情でわが家にやって来てくれた猫たちですが、今回初めて命名権を得まして、まっ白な毛と無垢な姿に「糸」と名づけました。
(絹)糸に愛着もって接し、一人と3匹のお母さん。
それが、わたしの日常です。

Date 2018-08-18 | Posted in 綴る |

 

残暑お見舞い


残暑お見舞い申し上げます

この夏は、山麓・寒冷地という恩恵も少なく、猛暑に耐えています。
八ヶ岳南麓に拠を移してからクーラーなしで仕事をしてきましたが、なかなか厳しいですね。

雲行きが怪しくなってきました。
程々の雨ではなく、どうやら風雨が強くなりそうです。
天候の変動が激しいときでもあります。
どうぞご自愛くださいますように。

Date 2018-08-08 | Posted in 綴る |

 

花綵

吉田佳道|竹
松原智仁|金工
藤井繭子|染 織

2018年7月5日-16日
夏至
展覧会のお知らせ

写真提供 夏至

Date 2018-07-28 | Posted in 展覧会 |

 

「花綵」展 はじまりました


花綵」展がはじまり、ギャラリー夏至へ行ってきました。

竹の吉田佳道さん、金工の松原智仁さんにもお会いすることができ、繊細な作業のこと、素材との向き合い方など貴重なお話を伺いました。
たしかな技術とセンス、お人柄もあって、生み出されるものの美しさ。
そのようなお二人とご一緒させていただき、とても嬉しく思っています。

会期は、16日(海の日)まで。
わたしは14日に在廊しています。

夏至Instagram

アトリエにて。
さっそく吉田さんの花器に夏椿を。

Date 2018-07-08 | Posted in お知らせ |