昨年わが家の畑に植えた藍から採った 殻付きの種。
両手のひらに挟んでスリスリとこすれば、黒ごまのような種があらわれます。
2018年6月1日 | Posted in 綴る |
昨年わが家の畑に植えた藍から採った 殻付きの種。
両手のひらに挟んでスリスリとこすれば、黒ごまのような種があらわれます。
人それぞれに欲望というものがあるならば、わたしには植物の色を残して 身のまわりに置いておきたいという欲望があります。
可憐な花や艶やかな実、風にそよぐ草や青々とした樹木の葉、それらの今をとどめたい-
そんな思いが、これまでずっと草木で糸を染めて織り、布という形にすることへ駆り立てています。
『リンネル』2018年6月号 宝島社
pp.40-41「蒼井優の着衣はじめ」(其の六)
女優の蒼井優さんが、わたしの反物を単衣に仕立てお召しになってくださっています。
この春、娘の保育園の卒園と小学校の入学という節目を迎えました。
両手にすっぽりと抱えられた娘が成長し 小学生になったという喜びと、幼児期が終わったという淋しさ。
そんなちょっと複雑な心境と ピンクにグレーの混じる淡い桜花の色が、しっくり合います。
すっかり緩んでいた身体が、キュっと締まる雪景色。
三省堂 中学国語教育『ことばの学び』にコラムを掲載していただきました。
コラムはPDFページでご覧いただけます。
この機に、遠い昔のことでなかなか思い出すことのなかった中学時代の記憶が蘇り…やはり人生はつながっているものですね。
菅原工芸硝子のウェブマガジン「あの人の日々と暮らし vol.02」に記事を掲載していただきました。
スガハラガラスと自作のものをあれこれ組み合わせてみることは、とても楽しい時間でした。
保育園の子どもたちに、クリスマスプレゼントを贈りました。